こんにちは。ゆきちと申します。
私がHSPということを自覚したのはネット上の診断やHSPさんのブログ、言葉、本などを読んで「これって私だけじゃなかったんだ!」と思ったことがきっかけでした。
そこで今回は、私が自分で実感したHSPの特徴25選を表にしてみたいと思います。
- 私のHSP的な特徴
- HSPの特徴25選
- HSPの特徴1:1人きりの時間は絶対に必要
- HSPの特徴2:ちょっとした仕草や表情で感情がすぐにわかってしまう
- HSPの特徴3:日の光は好きだけど角度と強さが大事
- HSPの特徴4:パーソナルスペースが広い
- HSPの特徴5:映画館で1人だけめっちゃ泣いてる時がある
- HSPの特徴6:コンプレックスが強すぎる
- HSPの特徴7:たくさんのことを同時に頼まれるとパニックを起こす
- HSPの特徴8:パチンコ屋・電気屋は苦手の塊(音・光など)
- HSPの特徴9:怒られている人に共感してつらくなる
- HSPの特徴10:服のタグめっちゃ気になる
- HSPの特徴11:背後から急に声をかけないでほしい
- HSPの特徴12:パソコンを後ろから覗かれているとタイピング不可
- HSPの特徴13:想像力が豊かだと言われる
- HSPの特徴14:コーヒーを飲むと眠れなくなる
- HSPの特徴15:多数の視線を感じると話せなくなる
- HSPの特徴16:出かけるなら観光地以外の自然がある場所がいい
- HSPの特徴17:一瞬で凹む
- HSPの特徴18:きつい匂いで体調を崩す
- HSPの特徴19:お世辞にすぐ気がつく。なんならムカついてしまう
- HSPの特徴20:上辺の話が嫌いだけど深い話をして受け入れられないのはつらい
- HSPの特徴21:夜7時くらいからの賑やかな番組が苦手
- HSPの特徴22:休みの最高の過ごし方は家でゆっくりすごすこと
- HSPの特徴23:ホラー、アクション、SFなどビックリする映像が苦手
- HSPの特徴24:自分に厳しい
- HSPの特徴25:ストレス発散法がわからない
- 結論:HSPの特徴と上手に付き合おう
私のHSP的な特徴
私は感情が揺らぎやすく、今日は「HSP」の特徴に当てはまる日だな、という日と、やや「HSS型HSP」っぽいなという日があります。
内向型の「HSP」と、好奇心が強く外に意識が向く「HSS型HSP」の特性は違います。
ただし、両方とも根が繊細なので、重なる部分もあったりします。
昔は「私って二重人格なのかな…」と悩んだこともありました。最近では「私はただただ感情が揺らぎやすいという特徴を持っているだけだな」と思えるようになりました。
自分の特徴・性質については考えたり調べたりしていく中で、日々捉え方が変わっていきます。
自分についてわかればわかるほど、生活が楽になる気がします
もしこの表を参考にされる方も、当てはまる部分と当てはまらない部分が出てくると思いますが、ご自身の特徴を捉えるヒントにしてもらえたら幸いです。
※いろんなサイトや本などを参考にはしていますがあくまで主観です。
HSPの特徴25選
日常的に私が苦手だと思っていたり、人から言われてこれはHSPだからこその特徴かも?と思ったもの25個をビンゴ形式にしてみました。
私が25点満点になるビンゴを制作したので、当てはまる項目が多い方は制作者と性質が近いかも
HSPの特徴1:1人きりの時間は絶対に必要
音や光など、様々な要素に敏感になってしまうHSPさん。
それに加えて、周りに誰かいるとなるとその人への配慮にも頭がフル回転。そのため疲れやすいことが特徴の1つです。
人と合わずに、自分1人でゆったりボーっとする時間を確保することが重要になります。
友だちと旅行に行くのも楽しいけど、帰ってきてから疲れがドッとくる…
- 自由休憩時間を設ける
- トイレに立ってみる
など、ちょっとしたことから1人になる時間を確保するのがいいと思います。
ベストなのは一緒に出かける相手に、HSPである自分の気質をわかってもらう(事前にお話しておく)ことでしょうか。これがなかなか難しいですが…
今後ずっとつきあいのある相手であれば、話しておいた方がお互いのためになると思います。
HSPの特徴2:ちょっとした仕草や表情で感情がすぐにわかってしまう
今、自分の目の前でお話している人がいるとしましょう。
- その人の表情がなんとなく暗い
- 口では元気と言っているけどなんとなく俯きがち
など、些細な変化に気がつきやすいのはHSPさんの特徴の1つです。
今まで家族や職場の同僚で、様々な言動・行動から「この人はきっと私と同じHSPだなぁ」と感じた人は、人の気持ちを汲み取るのが上手な人が多かったように思います。
人の変化だけじゃなくて、季節の変わり目に風の匂いや湿度の変化に気づく人も多かったかも
HSPの特徴3:日の光は好きだけど角度と強さが大事
家族が朝になるとリビングのカーテンをレースまで開け放つのですが、我が家のリビングテーブルは窓に向かう形で設置してあり、日光を直に浴びる形になります。
私はその光の強さがとても苦手で、よくカーテンを閉めたり、レースのカーテンにさせてもらいます。
部屋が暗くなりすぎてしまうので午前中に電気をつけることも
日の光だけでなく、白色の蛍光灯だとすぐに疲れてしまうので、電気屋さんは天敵です。
HSPの特徴4:パーソナルスペースが広い
パーソナルスペース(英: personal-space)とは、他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリア、個体距離、対人距離とも呼ばれる。一般に女性よりも男性の方がこの空間は広いとされているが、社会文化や民族、個人の性格やその相手によっても差がある。これはプロクセミックス(proxemics, 近接学)の分野である。
一般に、親密な相手ほどパーソナルスペースは狭く(ある程度近付いても不快さを感じない)、逆に敵視している相手に対しては広い。相手によっては(ストーカー等)距離に関わらず視認できるだけで不快に感じるケースもある。
「パーソナルスペース」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2021年10月24日23時(日本時間)現在での最新版を取得。
私は自分の陣地がとっても大切です。
パーソナルスペース、つまり自分の周辺の距離は、自分だけの状態でありたい。
感染症が流行る前から、電車の席で1つ飛ばして空いているところの間に入るのに異様に勇気がいりましたし、普段からパーソナルスペースが狭い方に対して
うわぁ!この人近い!!
と思ってしまいがちです。
居酒屋でお酒が入った時に顔が近づくのも苦手です。
お相手のことが嫌いというわけではないのです…
HSPの特徴5:映画館で1人だけめっちゃ泣いてる時がある
数年前の実話です。
人気のない映画(館内に10人未満)を見に行った際、私は中盤から終わりまでほぼ泣いていて映画館を出る頃にはグッタリしていました。
でも、他の人は誰も泣いていなかったのです。
HSPさんは人より感情が豊かという特徴があります。
ちょっとした刺激も敏感に感じる分、感動も多く受け取ることができる。少しのことからたくさんのことを想像したり、連想したりすることができる。
よく言えば、人より世界を見る時の解像度が高い部分があるのかも…
実は私は、映画が少し苦手です。
というのも、集中しすぎるせいなのか、はたまた人よりも色んな情報が頭に入ってくるせいか、どの映画を見ても終わった頃にはグッタリしてしまって、その後何も手につかなくなるのです。
見るのは大好きなのですが…後のことを考えると、なかなか。
ただし、この特性にはポジティブな要素もあると思っています。
私はデザインの仕事をしていますが、デザインを起こすときにこの想像力が役に立っているのかもと思うからです。
HSPの特徴6:コンプレックスが強すぎる
HSPさんはネガティブ思考の方が多いと思います。
私もご多分に漏れずネガティブです。
隙あらば自分を責めてしまうし、その後でなんて無駄な時間をとまた自分を責めての繰り返しになってしまう。
自分を減点法で採点しているからかなぁと思います。とにかく自己評価が低い。
自己評価が低いのかもしれないと自覚してからも、評価を上げられない…
褒め言葉をもらっても素直に受け取れず、むしろやめてほしい…とマイナス方向に。返答も
- 「いやいや、そんなことありませんよ」
- 「○○さんの方がスゴイですよ」
- 「私なんて全然ですよ」
など、否定ばかりになってしまいます。
自分のことだとついそうなってしまいますが、客観的になって考えると、せっかく褒めてもらっているのだから素直に受け止めたらいいのに、と思いませんか。
ハードルを下げて考える癖をつけることや、自分ができたことを肯定する癖をつけることが精神衛生上いいと思います。
そういう私もなかなかできませんが…。よかったら一緒に頑張りましょう。
HSPの特徴7:たくさんのことを同時に頼まれるとパニックを起こす
HSPの特徴の1つとして、情報を深く考えるということがあります。
そのため、たくさんのことを同時に頼まれると、1つ1つの情報処理が追い付かず、パニックを起こす人が多いそうです。
私は自分がHSPだと気がつく前に、当時の職場の先輩からいろんな指示やアドバイスを一気にされて、メモを取る間もないし資料もゼロ、という状態になってすごく腹を立てたことがあります。
自分が1から覚えなくちゃいけない情報を一辺に口頭で言わないで~
結局一旦自分で整理して、わからなかったところは聞きにいきました。
その時のアドバイスもまた機関銃のような勢い&長かった…つらかった
もし自分が誰かに仕事をお願いする立場だったら、カンタンでも何か資料を作ろうと思っています。
前職を退職するときも、なるべく細かい資料を用意して、説明をしてから辞めました。
もし職場に自分と同じHSPさんがいて、仕事がスムーズにいっていなかったら、マニュアルを取り入れるのも1つも手かもしれませんよ。
HSPの特徴8:パチンコ屋・電気屋は苦手の塊(音・光など)
特徴3でも少し触れましたが、HSPさんの特徴として強い刺激に敏感になってしまうことから、パチンコ屋さんや電気屋さんのような騒音・まぶしい環境が大の苦手です。
電気屋さんの白色灯は、誇張ナシで入った瞬間辛くなります。
先日はデパート内の大きな文房具屋さんの電気が白色灯だったので、自分と同じくHSP気質の母と共に5分くらいで逃げました笑
カンタンな防御法として、伊達メガネをかけるというのがあります。
全員に有効かはわかりませんが、自分の目と実際の風景の間に仕切りがある分、ほんの少しだけ楽な気がしています。
HSPの特徴9:怒られている人に共感してつらくなる
HSPさんの特性に、共感力の高さ・刺激を敏感に感じてしまうというものがあります。
- 目の前で怒られている人に共感。自分が怒られているような感覚になってしまい凹む。
- 怒鳴り声の刺激であっという間に疲れてしまう。
可能であれば席を外したり、音楽をきくなど気を紛らわせることが理想ですが、毎回そううまくもいかないですよね。
会社でそういったことがあった時は、私はその日はなるべく早く帰れるように仕事をしていました。
直接の解決法ではないですが、翌日も出勤するために、自分のメンタルをどうにか保とうとそうしていたように思います。
↓「怒られてる」までいかない「注意」くらいでも、胸がキュッとなります。
HSPの特徴10:服のタグめっちゃ気になる
服の繊維、素材に敏感なHSPさん。首元や腰元のタグがチクチクしてめっちゃ気になる!という方、多いのではないでしょうか。
タグ以外にもウールのチクチク感が苦手だったり、セーターの首元のしまり方、靴下の素材…人によって様々ですが、苦手な素材がたくさんあるという方いますよね。
私はウールが一番苦手かも…
家では常にラフな服装が出来ますが、会社にお勤めの方はなかなかお辛いと思います。制服があれば尚更ですよね。
毎日のことですから、職場を選ぶ際には私服で通勤可能な会社という選択肢をいれるのもいいかもしれませんね。
HSPの特徴11:背後から急に声をかけないでほしい
みなさんはアメトーーク!でやっていた「ビビリ-1グランプリ」という企画をご存知でしょうか。
芸人さんの中でもすぐにビックリしてしまう気質をお持ちの方が、ありとあらゆる手段でビックリさせられてその反応を楽しむという企画です。
私はあの企画を見ていると「面白い 0.5 < 9.5 辛い」くらいの感情になるので、全部は見れていないのですが…。
きっと参加者の芸人さんの中にもHSPの方いるんじゃないかなぁ
私の中で印象的なのは、楽屋で待っている千原ジュニアさんが、楽屋のドアをノックされる時にビクッとしていたところです。それを見て、めっちゃわかるーーー!と心の中のジュニアさんと握手をしました。
ポイントは「急に来る」というところ。
予測できない状態で強めのノックが来ると、どうしてもビックリしてしまうのです。
同じようなテーマで、個人的に知人と話していてビックリしたのが、目覚ましに対する感覚の違いでした。私の中の常識では、
- 目覚ましは必ずビクッとして起きる
- 毎朝心臓が止まりそうになる
- 二度寝はあるけどなった瞬間に必ず気がつく
ということがあります。ただし、これを言っても誰も共感してくれませんでした。
HSPさん以外の方は、朝目覚ましが鳴ってもただ「うるさいなー」という感覚なのでしょうか。その感覚になったことがないのでわかりませんが、かなりビックリしたお話でした。
ぜひお近くにHSPさんがいる方は、日常的に大きな音を出していないか?という観点で考えてみてください。
刺激に弱いHSPさん。あなたが発生させた音に対して心臓がキュッとなっているかもしれません…。
HSPの特徴12:パソコンを後ろから覗かれているとタイピング不可
人の視線が苦手なHSPさん。
例えば会議で何かを発言しなければならないなど、人からの視線でパニックになってしまい「自分は本番に弱い」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
パソコンを後ろから覗かれているとタイピング不可、というのは私の実体験で、たかだか1行程度のタイピングで3回くらい間違えたりしてしまいます。どうしても視線があると緊張してしまうのです。
現在私は在宅ワークなのでほぼ問題解決していますが、自分の部屋の中でも、後ろからなるべく覗かれないデスクの配置(壁を背にする形)にしています。
HSPの特徴13:想像力が豊かだと言われる
少しの情報からたくさんのことを読み取り、複雑に考えるHSPさん。
「想像力が豊か」だと言われたことはありませんか?
私は子どもの頃、よくこのセリフを親から言われていました。
特に気にも留めなかったのですが、HSPという特徴を知った今、いろんな想像はHSPだからこそ浮かんでいたものだったのかも、と自分の中で合点がいっています。
現在私はデザインの仕事をしているのですが、この想像力が役に立っているのかも、と思うことがあります。
想像力はいい方だけではなくネガティブな方向にも働いてしまうので、諸刃の剣です。
ただ、仕事の役に立つ武器になっているので、プラスに捉えたいと思っている特徴です。
↓ニュースを見て凹んでしまうこともあったりしますが、上手に付き合いたい。
HSPの特徴14:コーヒーを飲むと眠れなくなる
刺激に弱いHSPさんは、カフェインの覚醒作用を強く受けてしまう方が多い印象です。私も夜寝る前にカフェインを摂ると眠れなくなるタイプです。
でもコーヒーやお茶が大好き!という方は、タイミングをずらすなど対策が必要だと思います。
私はコーヒーを1日1杯は飲むのですが、必ず夕方までには飲み切るようにしています。
HSPの特徴15:多数の視線を感じると話せなくなる
特徴12でも少し触れたように、他の人の視線が苦手なHSPさん。
会社に勤めていた時、会議で毎週発言をしなければならない場がありました。
複数人から見られると毎回頭が真っ白になってしまうので、カンペを作って読むだけにしたうえでなんとかこなしていました。
多数の視線が苦手ということは1人だったらOKなのかというと決してそういうわけでもなく、面談や1対1のミーティングも苦手だったりします。
自分が何か瞬発的に能力を発揮しなければならない、みたいな状況に弱い気がします…
こればっかりは事前準備をするしかないと思い、そういう機会があったら準備を自分の能力で出来る限りするようにしています。
HSPの特徴16:出かけるなら観光地以外の自然がある場所がいい
光や音、人ごみなどに弱いHSPさん。
- 自分の周りのパーソナルスペースが広く保てる
- 騒音が無い
- 静か
…となると、必然的に自然の中になります。
例えば公園。海沿い。山などですね。キャンプや釣りなど、アウトドア趣味がある方はそれもよさそうです。
私は超がつくほどのインドア派なので、もし出かけるとなってもなるべく家の近くがいいなぁと思ってしまいがちです。
三半規管が弱く5分ほどで車に酔ってしまうので、遠方へのお出かけが辛いのです。
ただお散歩は好きなので、一緒に行動する人がそれをわかってくれていると、SAにちょこちょこ寄ってくれたり運転を代わってくれたりして、かなり気楽に移動できます。
結局車酔いはするんですけどね…
HSPの特徴17:一瞬で凹む
気分が落ち込みやすいHSPさん。それが要因で「自分はうつ病なのでは」と感じる方もいるそうです。
私も会社に行っていた時代に、自分がかなり無茶をしている自覚があったので、その時辛い理由がHSPだからなのか、うつ病になりつつあるのかわかりませんでした。
今思うと両方だったような気がします。
HSPさんは完璧主義な一面もあるので、少しのミスも許せず、自分を責めてしまうこともあるそうです。しかも完璧主義の自覚もなかったりする。
客観的に自分の行動を見て、なるべく自分を認めて、褒めてあげましょう。
そういう私もなかなかできませんが…
その日に自分ができたポジティブなことを書いて日記に残すと、ポジティブなテキストが溜まっていいそうです。
ハードルは低く設定しましょう。
- 「午前中に起きれた」
- 「外に出れた」
でも十分です。
また周りの人の気分や、ニュース映像などに影響を受けやすいHSPさん。
スッキリと起きれた朝でも
- 悲しいニュースで一気に気分が落ち込む
- 事件の被害者の気持ちになってしまってどんより
なんてことも。
影響を受けすぎてる!と感じたら、いっそのこと情報をシャットダウンするのも手だと思います。自分の機嫌を上手に取っていきましょう。
HSPの特徴18:きつい匂いで体調を崩す
感覚が敏感なHSPさん。中には嗅覚が敏感な方もいます。
私は人工的な匂いで気持ち悪くなってしまうことがあるのですが、匂いには得意不得意があり、匂いが強ければ同じように辛いということでもないようです。
個人的に、最も苦手なのは化粧品の匂い。デパートの1階は間の巣窟です。
でも、世の中の大多数は化粧品売り場を素敵な場所と認識しているから、あの空間が成り立っているのだなとも思います。
生きていてマイノリティを感じる瞬間の1つです。
私の周りにはやや嗅覚過敏気味だなと思う人がちらほらいるのですが、彼らに比べて自分が得意だなと感じるのは、魚粉など魚系の匂い。臭いは臭いのですが、耐えられます。
あとはタバコの匂い。これもすごく臭いとは思うのですが、自分が元喫煙者だからか、耐えることはできます。
最近はスメハラなんて言葉も使われるようになりました。
昔よりは、匂いに対して声をあげる方が多くなったということだと思います。
でもきっと香水が世の中からなくなることはないでしょう。マスク等の自衛は必須です。
↓こちらは私が匂いに耐えられなかったときのお話。
HSPの特徴19:お世辞にすぐ気がつく。なんならムカついてしまう
人に対して共感力が強いHSPさん。
目の前の人の顔色、話し方、声色、動作など、あらゆる情報を敏感に感じ取ります。
この特性を活かせる職業としては、介護士さんや看護師さん、コーチングなどが向いているそうです。
一方で、人が嘘をついていたり、何かを隠している時にも敏感に感じ取ってしまうので、お世辞はすぐにわかってしまいます。嘘ばかり言われて腹が立ってしまうことも。
相手はよかれと思って言っていることが多いと思うので、尚更辛くなります…
自分の気持ちが不安定で、且つお世辞などの言葉がやけに気に障ると感じた時は、その人から遠ざかった方がいいのかもしれません。
HSPの特徴20:上辺の話が嫌いだけど深い話をして受け入れられないのはつらい
雑談が苦手です。
自分と共通点があろうがなかろうが、何か相手に合わせて会話を考えられる人のことを本気で尊敬しています。
営業さんは全員天才だと思っています
そんな一方で、深い話をするのが好きです。
詳しくはないけれど、人生についてとか、哲学についてとか、雑学みたいなものとかを、その場の人が持ち合わせている知識のみで構築するのは面白い。
でも哲学的な話って雑談に向かなかったりする(下手すると引かれる)から難しいですね
それが本当に辛い。
どうしてこんなに人と考え方が合わないのだろう?生きてきて何度も思いました。
HSPさんは情報を深く処理するのだそうです。
例えば山岳地帯で遭難事故のニュースが流れた時、私はその周りの様々な人のことを考え出してしまいます。
- 遭難中の人
- 遭難中の人の家族(家族構成や子どもの有無)
- 救助隊
- ボランティアで救助に行こうとする人とその家族
- このニュースを伝えているキャスター
- カメラマン
- 近隣住民 など
このニュースに関してグルグル考えていることは、世の中にはなんの役にも立ちません。そこから何かアクションを起こすわけでもないです。
でも思考が止まらなくて困ります。
この特性は私の人生にプラスもマイナスももたらしているように思います。
これは、デザイナー・クリエイター職を選んだ利点だと感じています。
HSPの特徴21:夜7時くらいからの賑やかな番組が苦手
ゴールデンと呼ばれる時間帯は、華やかな番組が多いですよね。
- たくさんのゲストたち
- 話し声
- 観客の声
- きらびやかなセット
- 大量のテロップ
- ポップなBGM
- 強いSE
たぶんその方が楽しそうにワイワイした感じに見えて、多くの人はそれが好きなのかもしれないと思います。
でも刺激に弱いHSPさんにとっては、苦手な要素がたくさん含まれています。
実際に番組を見て、ドッと疲れてしまうことも。
私はこういったことがすごく多いので、なるべく情報は受け取るのではなく、自分から取りに行くようにしています。
テレビは一方的に受け取る情報の方が多いですが、例えばその気になったポイントだけをインターネットで調べた方が自分にとっては有効かもしれません。(調べようがないこともたくさんありますが…)
TiktokやTwitterなどのSNSも、情報を受け取りすぎると疲れてしまいます。情報とのつきあい方をうまく考えて立ち回る必要がありそうです。
HSPの特徴22:休みの最高の過ごし方は家でゆっくりすごすこと
休日が土日の方であれば、どこに出かけても人だらけですよね。
人ごみには苦手要素がたくさん入っているHSPさん。人との距離の近さ、たくさんの話し声、香水や柔軟剤の香りなどなど…。
そうなると、なにも考えず安心できる家が一番静養になります。自室なら音も光も自分の好みにできる。無音でも、小さく音楽やラジオをかけても自由です。
落とし穴は、インドアすぎて運動不足になることでしょうか。
運動不足は単純に身体的な健康面への影響もありますが、実は精神的にもネガティブになりやすいなどのマイナス面があるのだとか。
理想は、5分程度のお散歩でもOKなので、午前中に外を歩くこと。
午前中の日光を浴びることは、うつ病にもいい効果があるそうですよ。
HSPの特徴23:ホラー、アクション、SFなどビックリする映像が苦手
大きな音、急に出てくる要素、暴力的なものなど、怖かったりビックリする映像が苦手なHSPさんは多いのではないでしょうか。私はすごく苦手です。
これらが詰まっている遊園地も苦手だし、映画館もほとんどの映画が苦手だったりします…。
つまり、世の中でメインで取り扱われている娯楽のほとんどが苦手なんですね。
静かで落ち着いた場所でコーヒーを飲んだり、部屋でダラダラとマンガを読むのが好き。
時には人づきあいでそういった場所に行かなければならないこともありましたが、最近ではすべてお断りするようにしています。
結果、楽しめずにそれが顔にも出てしまっているような気がするからです。
その場ではお断りするのは悪いなぁと思っても、後々よかったと思うことがほとんどというか、私の場合は100%後悔しませんでした。
時と場合によるとは思いますが、お互いのために勇気をもってお断りしてもいいと思います。
HSPの特徴24:自分に厳しい
自分自身に自覚がなくても、完璧主義な方が多いHSPさん。
プラスして自己評価が低い方が多いので、「このくらいはやらなくちゃ」とか「世間的にはこのくらいできて常識」というラインを引いて、そこまで届いたら普通。届かなかったら自分はダメ人間。のような、極端な思考に陥りがちです。
特徴6の、コンプレックスが強すぎるにも重なります。
自己否定のあまり、人からの誉め言葉も嘘に聞こえてしまったりして、人間関係に影響があったりします。
ネガティブだったり落ち込みやすい特徴は、悪化してしまうと鬱につながりやすいと思います。この特徴は改善する方向に持って行った方がいいですよね。
自分にプラスのことを言われたら素直に受け止めたり、自分自身で出来たことを認めて、自己肯定感を高める方向にもっていく努力をしていけるといいと思います。
HSPの特徴25:ストレス発散法がわからない
HSPさんはストレスを溜めやすいのだそうです。
それなのに、ストレス発散法がわからない…。現実でこうなると本当に袋小路に追い詰められたような気持ちになります。
私の場合は、外に散歩に行くことでマシになることが多かったように思います。本当に気持ちが落ちていると出かける気になんてなりませんし、布団をかぶってメソメソしてしまいがちです。
そのまま眠ってしまえるのならそれも1つの緩和法だと思いますが、それすらできない(イライラMAXで眠れないなど)時もある。
そういった時は、深呼吸を意識しながら外をゆっくり散歩してみましょう。
目線はできれば地面よりも空を見る。少し元気が出てきたら姿勢をよくして、肩甲骨を意識しながら腕を回してみるのもいいと思います。
これは完全に「当社比(自分調べ)」ですが笑、落ち込んでいる時は呼吸が浅くなります。あと、姿勢も丸くなりがちです。姿勢をピンとするだけで、なぜか自分はなかなか元気なヤツのような気持ちになります。
ホントかなぁと思ったあなた…この記事を見ている今、スマホを10秒おいて、姿勢を伸ばし、深呼吸をしてみてもらえませんか。
なんとなく、景色が変わるような感覚になりませんか?
結論:HSPの特徴と上手に付き合おう
HSPさんは自己肯定感が低かったり、ついついネガティブシンキングになってしまったりしますが、一方でその繊細さをうまく使えば、周りで困っている人にいち早く気づいてあげたり、誰かの細かいミスをカバーできたりと、いいところもたくさんあります。
自分のいいところを肯定しながら、HSPという特性と上手に付き合っていけたら、きっと楽しい人生が待っているのはないかと思います。
この記事が、私と同じようにネガティブになりがちなHSPさんが、少しでも生活を改善できたり、自分のいいところに気づけるきっかけになったら嬉しいです。
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