HSPが転職を繰り返す・仕事が続かない理由とその行動が正しい理由

こんにちは。ゆきちと申します。

正社員・契約社員としての勤務は4社、アルバイトも入れると10種類以上の職場を経験しました。ということは、それだけ転職をしたということ。

転職は心身ともに負担がありますし、あまりいいイメージが無いかもしれませんが、私はHSPさんには必要なプロセスではないか?と思います。

  • 「何度も転職しちゃう私はダメ人間なんだ…」
  • 「社会不適合者なんだ…」

こんな風に悩んでしまうHSPさんもいらっしゃると思います。

ゆきち
ゆきち

私もそうでした…

でも「自分の人生にとって転職は必要なことなんだ」と思うと、少し前向きに転職活動ができるかもしれません。今回はそんなお話をしていけたらと思います。

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「普通」がツラいHSPさん

オフィスのノートパソコン

HSPさんが持つ気質は、世の中で「普通」とされていることにも敏感に反応してしまいます。

例えば…

  • オフィスの中で集中する必要がある
  • 電話に出る必要がある
  • 機械音が鳴っている
  • 怒りっぽい上司がいる
  • 隣の人のハンドクリームの匂いが強め

などなど。

この要素をHSPでない方が見ても、何がツラいのかサッパリだと思います。だからこれらのことは世の中では「普通」の扱いになっているのです。

でもHSPさんからみると、

  • オフィスの中で集中する必要がある → 人との距離が近かったり会話があると集中できない
  • 電話に出る必要がある → 急に起こる出来事が苦手
  • 機械音が鳴っている → 特定の苦手な音がある
  • 怒りっぽい上司がいる → 怒る人が怖い。怒られている人に共感して凹む
  • 隣の人のハンドクリームの匂いが強め → 特定の苦手な匂いがある

このように全てがツラい要素だったりします。

恐れながら、本音を言っていいのなら…

ゆきち
ゆきち

こんなにツラい状況で仕事をする方が無理!!!

仕事は自分に合わせて選ぶべき。私はそのように思います。

※一口にHSPさんと言っても人によって性質は様々なので、「ここに書いていることはそんなに気にならないよ」「こんな要素の方がツラいよ」という方もいると思います。

自分の性質を理解しよう

オフィスの様子

HSPさんかそうでないかに関わらず、自分の性格・性質を最も理解できるのは自分です。

つまり自分にとって理想の職場を求めるためには、自分の性質を深く理解する必要があります。例えば、私の場合は以下のようになります。

仕事する上でツラい要素(複数人がいるオフィスで)音楽を聴いてはいけない
自席の後ろに人の席がある
常に何かの音がする(エアコン、コピー機、人の話し声、テレビの音など)
人に見られながら仕上げなくてはいけない仕事がある
急な仕事が多々あり、急かされながら作業する
クリエイティブな要素が一切ないこと
どうしても譲れない条件どこかで1人の時間が必要
理不尽な上司がいないこと
あったら嬉しい条件以前の職場より給与が上がりそうという期待感

これらの要素は、実際に職場で体験し実感したことです。

できれば全てを網羅する職場が望ましいですが、それは現実的ではありません。そのため、どうしても譲れない条件を2つだけ掲げています。

それが、私にとってはツラい要素をリフレッシュするための「1人の時間の確保」と、不満の源泉になってしまう「理不尽な上司がいないこと」です。

自分の性質を理解するには実践しかない

転職活動は孤独で、精神をすり減らす大変な作業です。職場に入ってからも様々なことに考えを巡らせるHSPさん。きっと困難の連続でしょう。

それでも充実した人生を歩むためには動いてみるしかないのです。

例えば。特殊過ぎる出来事なので前の表に含めていませんが、私は隣の席の人の鼻歌で気が狂いそうになったことがあります。

これだけ聞くとコントみたいですよね笑
深夜残業が続いてテンションがハイになって歌いだしてしまった人と、その歌を聴いて発狂する人。

ゆきち
ゆきち

歌を歌っていたのが目上の方だったので異を唱えることもできず、私はそのたびトイレに駆け込んでいました

でも、本当にツラかったんです。

これを含め、私がツラかったなぁと思う出来事は、すべて体験してみなければわからないものでした。

つまり、まずは転職活動をしてみるしかない。飛び込んでみるしかないということです。

HSPさんが転職活動する際の注意4選

ただ闇雲に転職活動をしてもなんの進展にもつながりません。それどころか、同じようなツラい目に合うことになってしまいます。

そこでHSPさんが転職活動する際の注意点を4つ挙げてみました。

条件を書き出して優先順位を決める

自分がどんな性質を持っていて、どんな職場環境を求めているのか。何をツラいと感じるのか、譲れない条件、あったら嬉しい要素。

実際に書いてみると、自分のことでありながら意外と理解できていなかったり、整理できていなかったりします。

  1. 条件をメモ帳に箇条書き
  2. それぞれの優先順位を決める
  3. 優先順位の上から絶対に譲れない条件を数個決める

これをすることによって、自分の脳内にある思いが具現化され、理想の職場の形が少し見えてくると思います。

自分と会社の相性診断を定期的に行う

いざ思い切って新しい職場に飛び込んでみた後、何も考えずに会社の言いなりになるのは注意が必要です。

その場所が自分にピッタリ合っている職場であれば、なんの問題もありません。でももし、あなたと職場の相性が悪かったら?自分でも気がつかないうちにどんどん精神が疲弊してしまうでしょう。

それを自分に気づかせる方法として、定期的に会社との相性診断を行いましょう。

  1. メモ帳に書いた条件をすべて並べる
  2. それぞれを10点満点で採点(ネガティブな要素・ポジティブな要素両方)
  3. この診断を人にやってもらった時、合計何点以下なら退職をオススメするのか考える
  4. あなたの点数を客観的に見る

使用するのはメモ帳に書いた条件。自分にとってツラい要素、譲れない条件、あったら嬉しい要素。これらをそれぞれ10点満点で採点して、自分の状況を客観的に観察しましょう。

あなたが今の職場にいるべきなのか。転職活動するべきなのか。取っ掛かりになるのではないでしょうか。

自分のネガティブさをいい方向に利用する

HSP=ネガティブになってしまう方が多いように思います。

ゆきち
ゆきち

私自身、ものすごくネガティブです

しかし、これはいい方向に利用できることもあると私は思います。

この性質を上手に利用できれば、上記に書いた会社に対する採点を、現実的かつ客観的に、数字だけで考えることができるのではないでしょうか。

ここでのポイントは、目線を自分目線ではなく、俯瞰で考えること。ドローンの映像で遥か上空から、会社とそこで働く自分をのぞき込むイメージで考えることです。

  • この会社で働く人々の動き
  • 自分はこの会社でどんなことを感じながら動いているか
  • 会社のいいところ悪いところ
  • 数年後の自分の姿を想像したとき充実しているかどうか

ただしここでの注意点は、カメラの映像が自分に寄り過ぎてしまうと、途端に自分のことを卑下したくなってしまうこと。

ゆきち
ゆきち

私みたいな無能を雇ってくれてるだけありがたいよね…(闇)

これでは転職した意味がありません。あくまで客観的に、冷静に判断しましょう。

休み休みやる

日常生活を送っているだけで、外からの様々な刺激に反応してしまうHSPさん。ただでさえ毎日疲れるのに、+αで何かを行うなんて至難の業ですよね。

かと言って何もしなければ、現状は脱却できません。

真面目で猪突猛進なHSPさんは、自分に鞭を打って頑張って、最終的に電池切れを起こして失速して、自分には何もできないというネガティブな思考に陥ってしまったりします。

  • 夜10時~10時半の30分間だけは生活を見つめ直すタイムにしよう
  • 週に1回、休みの日の15分だけ利用しよう

など、自分の生活に合わせて(でも定期的に)時間を活用しましょう。

ポイントは無理をしないこと。毎日できなくても大丈夫。うっかり忘れても自分を責めないこと。そしてできればそのことをブログやTwitter、メモ帳でもOKなので、カンタンに記録しましょう。

ゆきち
ゆきち

記録をすることで、自分がほんの少しでも前に進んでいることを理解できるはずです。

結論:転職は必要なイベント。休み休み着実に進もう。

私は、転職は自分の人生を充実させるために必要なイベントだと感じています。今までいろんな職場に転職しましたが、それぞれの職場に学びがありました。

転職したことでそれまでと違う職種に行ったことも、自分の得意不得意を理解するのにとても重要だったように思います。

あなたの人生で「寄り道」「無駄」と思っている部分も、実は今のあなたの武器になる可能性を秘めているかもしれません。このブログでほんの少しでもあなたの人生が豊かになったら嬉しいです。

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