【マンガ】精神が壊れそうな先輩に対して何もできなかった話

こんにちは。ゆきちと申します。

私はデザイン系の専門学校を卒業した後、地元の小さな会社に就職しました。

そこには私と入れ替わりで退職を控えた先輩がいて、その方に引継ぎをしてもらうところから私の会社員としての生活がスタートしました。

ゆきち
ゆきち

その先輩は今思えばですが、おそらく精神が壊れかけていたように思います

今回はその時の出来事をマンガにしてみました

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精神が壊れそうな先輩に対して何もできなかった話

専門学校卒業後、就職した小さな会社。

専門学校時代はとにかくガムシャラに動いていて、良くも悪くも周りが見えていない状態でした。若さゆえの勢いで動いたことも多かったように思います。

専門学校に来た求人の中から、面白そうだからという理由で応募しました。

ゆきち
ゆきち

実際の面談ではもっとそれっぽいことを言ったと思いますが

従業員は私を含めて5人。

これは地方あるあるだと思うのですが、デザイン1本という就職先はなかなかなく、みんなそれぞれ雑用が多い会社に勤めていました。

この会社も色々な仕事があって、最初はかなり戸惑ったのを覚えています。

A先輩は穏やかで笑顔の素敵な人でした。

A先輩はすごく穏やかで笑顔の素敵な方でした。

先輩がいなくなったら寂しいし、そもそも短い引継ぎ期間の中ですべての仕事を覚えられるかがすごく不安でした。

いつものように先輩のPCで作業を教わっていました

この会社はサービス残業が当たり前の会社だったので、引継ぎも定時すぎまでかかるのが普通でした。

今でこそ大きな会社がサービス残業を禁じていたり、労働者の働き方を改善しようという動きがあったりしますが、デザイン業界はまだまだ激務の会社が多いのではないでしょうか。

少し時間のかかる作業をしている間、A先輩は黙って私の作業についてくれていたのですが
A先輩はいすに座ったまま眠っていました
お疲れだったかな?と思っていたのですが

この会社は少人数なので、1フロアに社長や副社長含む全員の机が配置されていて、私はいつも視線を感じながら仕事をしているような状況でした。

私自身、この頃はまだHSPという概念を知らなかったのでただただ落ち着かないと思っていただけでしたが、無意識のうちにストレスをためていたと思います。

引継ぎ期間はとても短かったので、先輩がどう思っていたのかは聞けずじまいでしたが、先輩も精神的にかなり追い込まれていたのだと思います

私はハラハラしながら引継ぎをしていました

副社長は副社長なりに会社をよくしよう、従業員の生活リズムを治そうと動いていたのだと思いますが、とにかく会話がオープンで、全部のことが全員に筒抜けの状態でした

今ならA先輩は精神的に追いつめられていたのかもしれないとか

オフィス内には1室個室もあったので、秘密の話もしようと思えばできたはずですが、そういったところまで配慮してくださる方ではありませんでした。

自分に余裕がないと人を助けられない

当時のことを振り返ると、

ゆきち
ゆきち

私は先輩に対して何かできなかっただろうか?

といつも考えてしまいます。

結論としては、当時の私には何もできなかったと思います。引継ぎすることで精いっぱいで、先輩の体調にまで頭が回らない状態だったからです。

自分に余裕がないときに人を救うことはできません。溺れているときに、横で溺れている人に助けを求めても何もならないように。

ただ、もし私に余裕があったなら、何か一言でも先輩の気持ちを楽にできるようなことを言えたかもしれないとは思います。

肯定的な言葉をかけて損することはない

今の私がこの時この時間に戻ることができたら、先輩のいいところをたくさん伝えるかもしれません。先輩がこの会社で素晴らしい働きをしたことを肯定するかもしれません。

先輩に対してそれが出来なかった今、これから出会う人や、今自分の周りにいてくれている大切な人に対して、肯定的な言葉をかけることは大切だと感じています。

尊敬している部分だったり、いいところを伝える。

恥ずかしかったらちょっとしたお菓子やお土産を渡しながら、サラっと感謝を伝えるくらいでも十分かもしれません。

(↓これは最近食べてオシャレ&おいしかったオススメのお菓子)

この世には色々な人がいて、法を犯すようなことでない限り、誰かが絶対悪ということはないと思います。そして色々な考え方の人がいるから、この世は成り立っています。

だからこそ、自分が素敵だな、素晴らしい行いをしているなと思った人に、肯定的な言葉をかけて損することはないと思います。

HSPさんの素晴らしいところは、素敵な人の素敵な箇所に気がつけるところです。

ゆきち
ゆきち

それに気がついているのは、もしかしたらあなただけかもしれません。

ぜひ、勇気をだして声をかけてみませんか。

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